蜜入りりんごを買ったのに蜜が入っていなかった
蜜は、りんごの実が十分に熟すと細胞間の隙間に糖分がたまってできます。しかし、時間が経つにつれて、この糖は果肉全体に徐々に吸収されるため、蜜は徐々に消えていきます。光センサー選果機を使用して、一つ一つのりんごの内部に蜜があるかを確認しています。この機械を通過したりんごだけを「蜜入り」として出荷しています。
選果時にすでに蜜が広く散らばっていた場合、光センサーには反応しますが、選果後からお届けまでの数日間で、蜜が果肉に吸収される場合があります。また、ご家庭での保管中に蜜が吸収されることもあります。
蜜が見えなくなっても、りんご内部の糖分の総量は変わりません。蜜が果肉に吸収され消えてしまっても糖度や食味が落ちることはありません。